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2025.1.29

ECショップを運営するなら、発送代行サービスを利用した方が良い5つの理由

近年、EC市場の急成長に伴い、多くの企業が発送代行サービスの利用を検討しています。発送代行サービスを利用することで、発送業務を外部に委託することができ、ビジネスの効率化やコスト削減が期待できます。本記事では、ECショップの運営において発送代行サービスを利用した方が良い理由や、適切な利用タイミング、さらには選び方について詳しく解説します。

 

発送代行サービスとは?

発送代行サービスとは、主にECショップを運営する事業者向けに物流業務を代行するサービスです。商品の入荷から出荷、在庫管理といった一連の物流業務を発送代行業者に委託することができ、ECショップを運営する企業にとって重要な役割を果たします。このサービスの利用により、企業は煩雑な発送関連の業務から解放され、自社のリソースを商品開発やマーケティングといった主要なビジネス活動に集中させることができます。
さらに、発送代行サービスは、物流の専門家が効率的な物流ネットワークと最新技術を活用することで、コスト削減や業務効率の向上を実現します。例えば、多くの業者は大規模な倉庫を保有しており、企業は自社での保管スペースを確保する必要がなくなります。また、クラウドベースの倉庫管理システムを導入している業者もあり、業務の効率化に寄与しています。

 

発送代行サービスを利用した方が良い5つの理由

発送代行サービスを利用した方が良い5つの理由をご紹介いたします。

1. 発送業務が効率化できる

発送代行サービスを利用することで、企業は煩雑な発送業務から解放されます。発送代行業者は、効率的な物流プロセスを確立しており、迅速かつ正確な出荷が可能です。これにより、企業は自社の人材をより重要な業務に配置することができ、全体の業務効率が向上します。また、業者によっては最新の物流システムを導入しており、注文から出荷までのプロセスを自動化することで、人的ミスを減少させることができます。

2. 在庫の保管スペースが不要になる

発送代行業者は、通常大規模な倉庫を保有しており、企業は自社で在庫を保管する必要がなくなります。これにより、オフィスや店舗のスペースを有効活用でき、賃貸料や保管設備の維持費を削減することが可能です。また、事業拡大に伴う在庫数の増加や、物流量の増加への対応が容易になることも大きなメリットです。

3. 物流コストが変動費になる

発送代行サービスを利用することで、物流にかかるコストを変動費として管理することができます。商品によっては、繁忙期と閑散期で物流量に大きな差が出てくるものがあります。自社で物流を行う場合、繁忙期に合わせた設備投資が必要になり、倉庫の賃貸料や人件費などの固定費が負担になってしまいます。発送代行サービスを利用することで、これらのコストを出荷量に応じた変動費に置き換えることができます。これにより、売上に応じた柔軟なコスト管理が可能となり、資金繰りの安定化につながります。

4. 業務実態が可視化できる

多くの発送代行業者は、リアルタイムで業務の進捗を確認できるシステムを提供しています。これにより、企業は自社の物流状況を常に把握することができ、問題が発生した際にはすぐに対応することが可能です。また、データを分析することで、経営状況の問題を見つけ出し、改善策を講じることができます。可視化されたデータは、経営判断の重要な材料となります。

5. ビジネスのスケーラビリティを確保できる

ビジネスが成長するにつれて、発送業務の負荷も増大します。発送代行サービスを利用することで、事業の拡大に合わせて柔軟に対応できる体制を整えることができます。特に、季節的な需要の変動やプロモーションによる急激な注文増加にも迅速に対応できるため、顧客満足度を維持しつつ、ビジネスの成長をサポートします。これにより、企業は積極的なマーケティング活動や、新たな市場への参入をスムーズに行うことができます。

 

発送代行サービスの主な分類

発送代行サービスは、主に「3PL」と「フルフィルメント」に分類されます。それぞれどのような事業なのかご紹介します。

3PL

3PLは「サードパーティー・ロジスティクス」の略称で、物流業務全般を代行する形態を指します。これには、商品の入荷から出荷、在庫管理といった一連のサービスが含まれます。

フルフィルメント

フルフィルメントは、ECショップなどで商品が注文されてから、消費者の手元に届くまでに発生する全ての業務を代行する形態を指します。物流業務に限られる3PLに対して、フルフィルメントは物流業務に加えて商品受注から決済に至るまでの全ての業務を含みます。

 

発送代行サービスの主な料金体系

発送代行サービスの料金体系には基本的に「月額固定費用」と「出荷ごとの変動費用」があります。サービスの範囲や出荷量によって異なる場合があるため、事前に個別の発送代行業者へ確認が必要ですが、ここではどのような費用項目があるのか解説していきます。

発送費用

発送費用にはいくつかの内容が含まれますが、代表的なものを下記に挙げます。

・出荷作業費
・梱包資材費
・配送費
・納品書同梱費用

ピッキング料

出荷指示があった商品を、物流倉庫内の在庫から集める(ピックアップ)作業に対してかかる費用です。

在庫保管料

商品を保管するスペースを維持するための費用です。体積もしくは点数に基づき計算される場合が多いです。地価に影響されやすいため、保管場所の立地によって費用相場が左右されます。

システム利用料

WMS(Warehouse Management System)と呼ばれる倉庫管理システムを導入した発送代行サービスの場合、月額のシステム利用料が発生するのが一般的です。倉庫管理システムを利用することで在庫管理を効率よく行えるため、ECショップ運営者にとっては魅力的なシステムです。

 

ECショップ運営で発送代行サービスを利用するべきタイミングとは?

ECショップ運営において、発送代行サービスを利用するべきタイミングがいくつか挙げられます。どんな状況で利用を判断するべきなのか、適切なタイミングについて解説します。

注文量の増加

ECショップの事業が拡大し、商品の注文量が増えると、社内での発送業務が追いつかなくなることがあります。このような状況では、発送代行サービスを利用することで、迅速かつ正確な出荷を維持し、顧客満足度を損なうことなくビジネスを拡大することができます。

季節的な需要の変動

ホリデーシーズンや季節商品など、特定の時期に注文が急増する場合、発送代行サービスを利用することで、短期間での大量出荷に対応できます。これにより、繁忙期でもスムーズな運営が可能になり、機会損失を防ぐことができます。

新商品の発売やプロモーション

新商品を発売する際や大規模なプロモーションを行う際には、通常よりも多くの注文が予想されます。このような場合、発送代行サービスを活用することで、スムーズな出荷体制を整え、顧客への迅速な対応が可能になります。

コスト削減の必要性

自社での物流管理がコスト高となっている場合、発送代行サービスを利用することで、固定費を変動費に置き換え、コストの最適化を図ることができます。特に、倉庫の賃貸料や人件費が負担となっている場合に有効です。

業務効率の向上を図りたいとき

発送業務が煩雑化し、他の重要な業務にリソースを割けない場合、発送代行サービスを利用することで、業務効率を向上させることができます。これにより、企業はコアビジネスに集中し、成長を目指すことができます。

 

発送代行業者を選ぶ際に確認するべきポイント

ここからは、実際に発送代行業者を選ぶ際にどのようなポイントを確認すればよいか解説します。

利用料金・ランニングコスト

発送代行業者を選ぶ際、まず確認すべきは利用料金とランニングコストです。初期費用、月額費用、出荷ごとの手数料、保管料など、トータルでかかるコストを把握しましょう。しっかりと比較検討をして、自社の商品に適用される料金を考慮して検討しましょう。

自社のECショップと連携しやすいか?

自社のECショップと発送代行業者が提供するシステムが連携可能かを確認しておきましょう。API連携が可能であれば、注文情報や在庫情報を自動的に同期でき、業務の効率化が図れます。

サポートの充実度

発送代行業者のサポート体制も重要な選定基準です。発送業務において問題が発生した際に、どこまでサポートしてもらえるのか、どのようなスピード感で対応してもらえるのかは業者によって異なります。安心して業務を任せるためにも、しっかり確認したうえで判断しましょう。

発送拠点の調査

発送代行サービスの発送拠点が、自社のターゲット市場に適しているかを確認しましょう。主要な配送先に近い拠点がある場合は、迅速な配送が可能となり、配送費用のコスト削減や顧客満足度の向上につながります。

倉庫業の許可を取っている業者か?

発送代行業者を選ぶ際には、倉庫業の許可を取っているかどうかを確認することが非常に重要です。倉庫業の許可は、国土交通省が定めた基準を満たした業者にのみ与えられるもので、適切な保管環境や安全管理が確保されていることを示しています。この許可を取得している業者は、商品の保管において高い信頼性を持ち、安心して業務を任せることができます。
許可を持たない業者に依頼すると、保管環境が不十分である可能性があり、商品の品質が損なわれるリスクがあります。こうしたリスクを避けるためにも、倉庫業の許可を持つ業者を選ぶことが不可欠です。

 

まとめ

ECショップ運営において発送代行サービスは、効率化やコスト削減、そしてビジネスの拡大に大きなメリットをもたらします。しかし、発送代行サービスを最大限に活用するためには、自社のニーズに合った業者を選定することが重要です。業者のサービス内容、料金体系、サポート体制などから総合的に判断し、最適なパートナーを見つけましょう。本記事を参考に、発送代行サービスの活用を検討し、ビジネスの成長にご活用ください。
なお、弊社のロジー.comでも発送代行サービスを承っており、保管料0円で業界最安値のサービスを提供しております。倉庫業登録事業者であるため、長期間の保管にも安心して荷物を預けることができ、コストを抑えたスムーズな運用が可能です。
こちらのメールフォームもしくはLINEから、お気軽にお問い合わせください。お客様の課題に真剣に向き合い、一緒に考えながら、最適なご提案をさせていただきます。