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2025.4.24
楽天運営時に助かる発送代行サービスとは?メリットデメリットを教えます。

ネットショッピングの急速な普及により、発送代行サービスの需要がますます高まっています。発送代行サービスは、ECショップ運営者にとって、発送業務の効率化を実現するために欠かせない存在となっています。そして、どの発送代行サービスを選択するかは、コスト管理や顧客満足度に関わる重要なポイントです。特に楽天市場では、配送スピードやレビュー評価が店舗の売上に直結するため、信頼性の高い発送体制を整えることが非常に重要です。そこで本記事では、楽天市場で利用できる発送代行サービスの種類と、それぞれのメリット・デメリットについて解説していきます。
楽天市場で使える発送代行サービスの種類
楽天市場で販売を行う際、主に以下の2つの発送代行サービスが利用できます。
楽天スーパーロジスティクス(RSL)
楽天市場には「楽天スーパーロジスティクス(RSL)」という公式の発送代行サービスがあります。楽天が店舗に代わり、商品の入荷作業、保管、配送までの物流業務を一括して代行してくれます。
外部発送代行サービス
RSLを使わず、自社の委託先として外部の発送代行会社を活用する方法です。RMS(楽天の店舗運営システム)と連携できる業者も多く、自社倉庫との併用や他モール(Amazon・Yahoo!ショッピングなど)との在庫一元管理が可能です。
発送代行サービスを利用するメリット
発送代行サービスには、楽天スーパーロジスティクス(RSL)と外部の発送代行サービスという2つの選択肢があります。それぞれのメリットを把握し、自社の運営スタイルに合ったサービスを選ぶことが大切です。
楽天スーパーロジスティクス(RSL)を利用するメリット
安定した出荷体制
RSLを利用すると、楽天の物流ネットワークを活用できるため、「あす楽」対応など迅速な配送が可能になります。楽天のセールイベント時にも配送品質が安定しやすく、売り上げの機会を逃さず購入者の満足度向上にもつながります。
専任担当者によるサポートを受けられる
RSLに登録すると、各店舗に専任の担当者がつき、ECに精通した専門スタッフによる運用サポートや売上改善のアドバイスなど、物流以外の面でも手厚い支援を受けることが可能です。
豊富なオプションサービス
保管商品の消費期限を把握し期日が近い商品から出荷できる「商品期限管理」や「チラシ・販促物封入」など、豊富なオプションサービスが用意されています。
外部発送代行サービスを利用するメリット
ブランド表現の自由度が高い
RSLにはラッピングやギフトサービスのオプションが存在しますが、指定の資材によるものしか対応していません。一方、外部の発送代行サービスであれば、ブランド資材を使った梱包や、同梱物のカスタマイズが可能です。ブランドイメージを重視する場合に大きなメリットとなります。
取り扱える商品の幅が広い
RSLでは、常温保管できない商品や、規定のサイズや重量を超える商品は取り扱っていません。一方で、外部の発送代行サービスでは、冷蔵・冷凍が可能な倉庫を持っている場合や、大型商品にも対応できる場合があります。
コスト管理がしやすい
RSLは保管費やオプションをつけていくと想定よりもコストがかかってしまうケースもあります。一方で、外部の発送代行サービスは料金体系が比較的シンプルで、出荷量や業務内容に応じて最適なプランを選べるため、コスト管理がしやすくなります。
発送代行サービスを利用するデメリット
発送代行サービスは非常に便利な一方で、いくつか注意すべきデメリットも存在します。RSLと外部発送代行、それぞれの注意点を把握しておきましょう。
楽天スーパーロジスティクス(RSL)を利用するデメリット
コストが高めになることがある
RSLでは、在庫保管料・配送手数料・返品手数料など、各種コストが発生します。商品単価が低い場合は、利益率を圧迫することもあります。事前に見積もりを取り、他の発送代行サービスと比較検討することが重要です。
一部商品は取り扱い不可
RSLでは、3辺合計が160cm以上・25kg以上の大型商品や、常温保管できない商品など、取り扱いできない商品があります。今後、対応範囲が広がる可能性もありますが、自社商品が対象かどうかは事前に確認しておく必要があります。
外部発送代行サービスを利用するデメリット
配送品質にばらつきがある
外部の発送代行業者は数多く存在し、それぞれに得意・不得意分野があります。梱包の丁寧さや発送スピードなど、サービス品質に差が出ることもあるため、実績や評判をよく確認したうえで信頼できる業者を選ぶことが重要です。
楽天市場における発送代行サービス選びのポイント
発送代行サービスを選ぶ際には、以下のポイントを重視しましょう。
楽天市場とのシステム連携の有無
スムーズな注文処理や在庫管理を行うため、楽天市場とAPI連携が可能な業者を選ぶと安心です。
取り扱い可能商品
業者によって対応できる商品や条件が異なります。常温・冷蔵・冷凍対応の有無、大型商品の取扱可否、化粧品や食品といった法規制がある商品の対応状況などを事前に確認しましょう。自社の商品に合った業者を選ぶことで、トラブルを未然に防ぐことができます。
信頼できる業者であること
楽天市場での発送代行実績があるか、ユーザーからの口コミ評価、倉庫の清潔さ・管理体制などをチェックしましょう。業者の対応力や信頼性は、継続的なビジネスの成否を左右する重要なポイントです。
まとめ
RSLは、楽天市場を主力に販売する事業者にとって利便性の高い発送代行サービスです。しかし、取扱商品の柔軟性や、梱包・同梱物によるブランドイメージの演出にこだわりたい場合は、外部の発送代行サービスも併せて検討することをおすすめします。
発送代行サービスは、業務効率だけでなく、顧客満足度やブランド戦略にも深く関わる要素です。自社の販売戦略や成長フェーズに応じて、最適な物流パートナーを選定することが、EC運営の成功につながります。
なお、弊社のロジー.comでも発送代行サービスを承っており、保管料0円で業界最安値のサービスを提供しております。倉庫業登録事業者であるため、長期間の保管にも安心して荷物を預けることができ、コストを抑えたスムーズな運用が可能です。
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